日本テレビ番組「世界一受けたい授業 2時間スペシャル」で『日本の8つのウソ あなたはダマされている』という回の内容がとても興味深いものでしたので、紹介させていただきたいと思います。
僕も寝る前、なんとなく眠たくないなあと感じたら、よくホットミルクを飲んでいた一人なので、とても関心をもって番組を見させていただきました。
睡眠のウソ
という会話、よく耳にすることありませんか?
夜ホットミルクを飲むとよく眠れる。←ウソ!!!
よい睡眠のために牛乳を飲むなら夜ではなく『朝』
これは一体どういうことでしょうか?
牛乳には、睡眠ホルモン『メラトニン』といわれる物質のもとになる『トリプトファン』という物質が含まれています。
トリプトファンは必須アミノ酸の一種で、食事からしか摂取することが出来ません。
よって、食事の時に、しっかりトリプトファンが含まれる食品を摂っていることが大事です。
そして、トリプトファンがメラトニンに変換されるまで15時間前後かかるそうです。
つまり、寝る直前にホットミルクを飲んでもトリプトファンがメラトニンに変換されていないので、その効果は期待できないということになるのです。
そのため、牛乳は朝飲んでおくことで、寝るまでに睡眠ホルモン『メラトニン』に変換されて、質の良い睡眠につながるという事だそうです。
《問題》 寝る前に飲むといいオススメの飲み物は?
正解は、『緑茶』です!
緑茶はリラックス効果のあるテアニンという成分を含んでいるので、寝る前に飲むのがオススメです。
緑茶はカフェインが含まれているので寝る前には飲まない方がいいと思われがちですが、熱い緑茶ではなく、水出しにするのがポイントです。
水出しにすると、カフェインが抽出されにくくなるからだそうです。
番組内容は以上となります。
朝にトリプトファンを含む食事を心がけて質の良い睡眠をしよう
トリプトファンは、ほとんどのたんぱく質食品に含まれていますが、特に多く含まれるのは、大豆、納豆などの大豆製品の他、レバー、チーズ、牛乳、ヨーグルトなどの乳製品、マグロの赤身、バナナ、お米などです。
時間のあまり取れない朝食でも、比較的簡単にトリプトファンを摂ることが簡単そうなのは、バナナ、牛乳、ヨーグルト、チーズあたりが手軽にとれそうですから、意識して食事に取り入れることで、忙しい現代人の疲れを癒す睡眠の質を高くしたいものです。
まとめ
質の良い睡眠のためには、朝トリプトファンを含む食品をしっかり摂って、睡眠ホルモン『メラトニン』に変換したいということでした。
メラトニンは、『トリプトファン』→『セロトニン』→『メラトニン』の順で合成される物質であるため、セロトニンを増やすための行動も大切と言えます。
セロトニンは、ウォーキングやガムを噛む、踏み台昇降などのリズム運動でも増えるということが分かっています。
朝は朝食で意識してトリプトファンを摂取する、そして通勤時よく歩いたり、車の中でガムを噛むなどして積極的にリズム運動も行ってセロトニンも増やすと、質の良い睡眠につながります。
眠れなくて困っている人は、まず生活習慣から見直してみることをおすすめします。
生活習慣を変えるだけなら、意識だけの問題でお金をかけずに出来ることがほとんどですので。
ただ、僕のように、どうしても夜コーヒーを飲みたいという人もいるかと思います。
そういう人には、タンポポコーヒーがおすすめです。
これは、コーヒー豆から作ったコーヒーではありません。
タンポポの根から作られたハーブティーです。
これが不思議なことにコーヒーそっくりの味と香りなんです。
風味はコーヒーでもノンカフェインですので、安心して夜でも飲むことができます。