僕が、うつ病の日記ブログを作るきっかけになったのが、以下のブログ記事です。
うつ病による無気力感、かと思えばイライラしてしまったり、日によっては消えてしまいたいとさえ思うぐらい、さすがに自分でも深刻な状態だと自覚するほどになってしまっているけど、打開する術もないし、この先良くなるかも分からない。
立ち上がる事も出来ず、意味も無くスマホを触るぐらいしか出来ない時もありましたが、上記の記事を読んでみて、スマホで日記を書くぐらいの事は出来そうだと思いました。
ブログを書く事でなにか効果的な事があるのであれば、僕も何かを得られるのかもしれないと思い、単調で苦痛な日々に変化を与えるべく日記ブログを始めてみました。
これで同じうつ病に悩む人と交流を持てたりしたら、そういった体験や意見はとても参考になると思うし、自分にとっても良い刺激になると思います。
僕は今も心療内科にはちゃんと通院していて、お薬ももらっていますが、やはり同じ病気の人との交流というのも大きな体験だと思います。
今は無職なので、ブログを作成するぐらいの時間は充分あるし、ブログも真剣にすると思いがけない事が起こる事もあるようだし、ちょっとそういうところも期待して、ブログも頑張って続けようと思います。
肩肘はって頑張ると言うよりも、その日あった事や気づきを残していけたらと考えています。
うつ病の人がブログをする事の5つの効果・メリット
1.自分をしっかり見つめ直す事が出来る
うつ病になると、不安な気持ちでいっぱいになったり、マイナス思考になりがちです。
酷い時は、生きてる事なんて無意味なんじゃないか、消えてしまいたいと思う事もあります。
自分の事も好きになれないし、趣味などの好きだった事にも無関心になってしまう。
本当に心が無くなってしまったようになります。
そんな時は、何かの感想をあらためて書くのではなく、とりあえず今日あった事やした事を書くだけでも良いので、何かブログに書いてみましょう。
書き出す事で、自分の存在をちゃんとしたものにする事が出来ます。
また悩んでいた事が、実はそれほど大した事じゃなかったり、解決する方法が見つかったりと、書いた後に気づける事もあります。
大した事はないように見えて、書くという行為そのものが実はとても大事な事です。
2.まず行動できるようになる
身体にも心にも良い影響があると分かっていても、継続してウォーキングをしなさいと言われても、なかなかハードルが高いですよね。
僕も退職してしばらくの間は、起きてすぐウォーキングをしていましたが、今は出来ていません。
でも、ブログは今のところ、文章の長い短いはありますが、ほぼ出来ています。
スマホで、適当な内容の短文でもブログに出来たら、「出来た」という気持ちから、次の行動にも移りやすくなります。
もちろん、ブログを書けただけでもそれは立派な行動です。
何でもいいから出来る時に「書く」という気持ちをまず起こせるようにしましょう。
3.ストレスを軽くする
ブログ(日記)は、心も軽くしてくれます。
良い事だけが続く人生なんて無いですよね。
人生には嫌な事だってあって当たり前です。
それを溜め込んでしまうと心の負担は大きくなり、ストレスは身体の中にどんどん溜まっていきます。
それは身体にも心にも良い事は何一つありません。
でも、ブログ(日記)にして吐き出してしまうと心も軽くなります。
問題を解決したいわけではなく、誰かに聞いてもらうだけでちょっとスッキリした気持ちになれる時って誰にでもありますよね。
ブログに書いてアウトプットする事で、ストレスの軽減にもつながります。
欧米では、セラピーで日記を活用するほど、その効果が認められているそうです。
4.考えや気持ちの整理につながる
ブログに書くという事は、自分の気持ちを言葉に出す事で、気持ちの整理をしやすい状態にします。
ネガティブな体験、気持ちを言葉にして、あらためて読み返す事で、あらたな選択肢に気付く事ができ、本来の自分に向かうための手助けになります。
5.記憶力・思考力を使うので、継続する事によって文章力の向上にもつながる
毎日ブログを書くだけで、少しずつ文章力は上がっていきます。
最初は、原稿用紙1枚分の400文字を書くのも大変でしたが、継続してブログを書いているとちょっとずつ書ける文字数も増えていくし、速さも上がるし、内容も良くなっていきます。
僕も今では気が付いたら、3,000文字ぐらい書いてしまっている時もあるし、最高で25,000文字ぐらい書けてしまった事もあります。
僕は何か文章を書くという事が好きだったわけではありません。
むしろ作文は嫌いな方でした。
うつ病になってからの方がたくさん書けるようになったし、いつの間にか書くのが楽しいとさえ思えるようになりました。
同じ一日の事をブログにするとしても、最初の頃に比べると、詳細に書けるようになりました。
うつ病になってしまうと、頭がボーッとしてしまい、頭痛なども併発していると、言葉が出てこない、うまく文章を作れないなどで、相手とうまく会話が出来なくなる時もあります。
そして、うつ病のせいで、何かを考えるという事からも離れてしまうので、少しでも考えて文章を作るという事が文章力を上げる、ひいては頭のトレーニングになるし、また社会復帰する時の役に立つと思います。
日記ブログには何を書けばいいの?
結論から言えば何でも良いです。
今日やった事や感じた事、天気の事、見たテレビの内容で覚えている事でも良いです。
ブログ(日記)を継続する事が一番重要だと思います。
あと、ブログは毎日やろう!とかたくさんの文章を書こう!とか、いきなり大きな目標を設定しないで、何日か出来なくても大丈夫、出来る日はツイッターのような短文でも大丈夫です。
僕も「今日はちょっとだけ散歩出来た。」とか、そんなどうでもいい事を書いただけの日もあります。
まとめ
うつ病に悩んでいるのであれば、ペンとノートを準備しないといけない日記よりも、ブログの方がスマホで出来るから手軽だし、世界中とつながっているインターネットの世界だから、ひょっとしたら何かがきっかけで交流が持てるかもしれません。
それは、必ずあなたにとって良い事に違いありません。
ただ、ブログに日記を書き綴るだけでも、前述したような効果やメリットもあるので、義務的にじゃなく、出来る時だけ日記ブログをつけて、出来た時はちゃんと「出来た」思いましょう。
それの積み重ねがどんどん出来る事を増やしてくれます。
それでもブログはちょっと面倒かも…と言う人は、ツイッターからでも良いと思います。
ツイッターはフォロー機能もあるので、興味のあるツイートがタイムラインに流れてきて、見ているだけでも楽しいツールなので、それでも良いのですが、ツイッターは利用者が多い分、良い人もいればそうでない人もいるので、個人的にはやはりブログがおすすめです。
ちょっとでもうつ病で苦しんでいる人の気持ちが軽くなる事を願い、そして僕自身のうつも少しでも良くなる事を信じて、僕もブログを継続します。